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「平成24年環境厚生常任委員会議事録」

【数田俊樹】

おはようございます。この議案第10号の条例案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革推進を図るための関係法律の整備に関する法律制定に伴い墓地埋葬等に関する法律の一部が改正され、県から墓地等の経営の許可等に関する権限が移譲されることとなったため、この条例を制定するということですが、確認の意味も含め、条例案提出までの経緯、どのような検討がされたのかを、まずお伺いさせていただきます。

【環境政策課課長代理】条例制定までの経過ということでございますけれども、今、委員さんがおっしゃったような経過の中で権限移譲ということで条例を制定するものでございます。条例の策定に当たりましては、いわゆる一括法の制定後、県、他市との情報交換ですとか、あと県の説明会への参加、そのようなものを経た上で、庁内関係各課との調整や関係条例との整合をし、条例案を策定したような形となっております。そのほかあと、関係各課で調整会議等を何回か開かせていただいた中で、必要最低限の改正というような形で条例案を策定させていただきました。

 以上のような経過で策定に至っております。よろしくお願いいたします。

【数田俊樹】ただいまの答弁で、近隣市の条例と比較検討されて必要最小限の修正となっていますけれども、こういった墓地等に関する事例というのは全国的にもさまざまな問題が起きていますが、この必要最低限、神奈川県下でも市によっては必要最低限の修正というわけではなくて、近隣でもある程度条件をつけてという部分があると思いますけれども、平塚はなぜ必要最低限の修正となったか、それをいま1度見解を伺います。

【環境政策課課長代理】なぜ必要最低限かということでございますけれども、一応、今回、権限移譲ということで来た関係上、できるだけまず県の条例をベースにした中で条例を制定していくということで、市の考え方として動かせていただきました。

 近隣市ですけれども、近隣市でもここで横浜、川崎、大きい市を除きまして、市に対して権限移譲ということで墓地の条例が移ってくるわけでございますけれども、一応私どもで確認した中では、県ベースの条例でいきますという市が確認した中では一応10市、あと一部、それに市の基本方針を加えるというところが5市でございます。一応そのような中で平塚市は県ベースということでやらせていただいたわけですけれども、委員さんがおっしゃいますように、やはり市の考え方というのはある程度入れていかなければいけないのではないかなということでございますので、今後、できるだけ早い時期にそういう考え方をまた関係各課、市民の皆さんも含めた中でお聞きした中で、条例の改正を考えていきたいと考えております。

 以上でございます。

【数田俊樹】

厚木市でしたり秦野市などでは、住宅との距離が50メートル必要だとかいうような要綱もつくっております。本市の自然や生活環境への影響等からも、例えば今言った居住住宅との距離だとか緑地比率や駐車場の整備等、さらなる検討を要望いたしまして、質問を終わります。